2012年01月22日

写真で綴る、冬の山歩き① 昭和山

12月7日、岩出市と阪南市の境界にある低山、昭和山にでかけた。


なんせ300m級の低山であるのと、街なかの近くにあるからか


後から思い起こせば完全にナメていたのである・・・。


写真で綴る、冬の山歩き① 昭和山

サービス精神あふれるU氏、彼はこののち山中をいやというほど彷徨うはめになる・・・。



写真で綴る、冬の山歩き① 昭和山

案外展望が良かった山頂、同じ場所でルート間違いをくり返してしまい時間と体力を使ってしまう。



写真で綴る、冬の山歩き① 昭和山

どこでもドリッパーU氏が美味しい珈琲を淹れてくれた、やかんは素朴で頑丈そうなイギリス製。





そののち、登りでルート違いを繰り返したのにもかかわらず、いったん集落にでたので安心したのか


まったく地図も見ずに峠を越えようとして、最終的には道迷いで日が暮れてしまいそうになり


泣きそうになりながら、なんとか人里に降りてきて、暗闇の風吹峠を三人でトボトボ歩き・・・。


クルマを置いてる出発地点からはるか離れてしまったため、近くに勤める知り合いに電話して


迎えにきてもらった。



あとから聞けば、U氏は山中で一晩ビバークする覚悟をきめていたらしい。




いいかげんなリーダーにも二人は優しく、おもしろい体験だったと言ってくれていたが


いまこうやって書いていても、あの時を思い出して情けない気持ちになってしまう。


次の日から25000分の1地図を買い揃え、あらためて地図読みのトレーニングに取り込んだ。


すこし経験を積んできて、山をナメてた自分にはよく効くクスリだったと思う。


こののち雪山にチャレンジして行くつもりだった自分に神様が与えてくださったありがたい


警告だと真摯に受け止めました。




昭和山山頂

写真で綴る、冬の山歩き① 昭和山


次の週にO氏と二人で早速リベンジ!


地図を見まくりながら、正規のルートを確認しに行ったのだが、登山道のデータが古く


凄まじいヤブに苦しむことに・・・地面を這いずり、頭から枯れ草を被りながら二時間くらい格闘し


750mくらい進んだところで壁のようなヤブにぶつかりギブアップ!


そののちは地図を活躍させて迂回路をとり、充実の楽しい山だった。


いろんな経験を積ませてくれた昭和山。その標高とはうらはらに、忘れられない山になりました。


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Posted by タケシ at 12:54│Comments(3)アウトドア
この記事へのコメント
どんな状況になっても、登山は飽きないですね〜。
また行きたい!

ここまで山にはまるとは。「イン ドアの人」と見られてる僕が。。

そこそこ体力があることにも驚いてます。自分に。
Posted by riku at 2012年01月22日 17:38
自然界とこんなにも触れ合い、語りあい、包まれながら、教えられとても素晴らしい体験だからこそ、辛さを経験してもまた登りたくなるのでしょうか?

みんなの「生命力の源」になってるようですが、くれぐれも気をつけてください❤
 
でもカッコイイ!!
Posted by miho at 2012年01月22日 22:00
rikuさん

いつも過酷な山行になってしまいますね、すいません。

反省と勉強のくりかえしですが今後もよろしくです~!


mihoさん

えぇっ!カッコイイですか!(笑) かっこいい解釈ありがとうございます。

いつかご一緒したいですね~。
Posted by タケシタケシ at 2012年01月24日 04:47
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