2012年10月25日
10.21 大杉谷渓谷・桃の木山の家③
シリーズも3回目ですね。さて、では続きを・・・
おかずをアテにビールを飲んで、晩御飯を美味しくいただいた。
ウイスキーをヤリたい気分だったが、持参するのを忘れてしまった。
窓の外は真っ暗で、夜も更けてきた感があるけど、たぶんまだ7時前くらい。
夕食前のまだ薄暗い夕方から、紙パックの「よかいち」を山の水で割りながら、
晩酌をしていた、この家の三代目御主人。
昼間も同じ場所に座っていて、図書館で借りたという本を木製の読書台に置き、
シャンと背筋をのばして読んでいる姿は、厳しい山小屋の御主人という印象だったが、
夜はグラスを片手に、いいカンジのゆる~い笑顔になってらした。
いつも一緒に山に行くというミドルなご夫婦と、名張のイケメン男子、ほんのり顔が赤い
Tちゃんと私の五人。
隣のテーブルで晩御飯を食べてる木村ちゃんと明るく気さくな主人のお姉さん。
御主人が語る、小屋の歴史や渓谷のいろんな話を聴かせてもらったりと、
皆でたのしい食後のひとときを過ごした。
「よかいち」を飲むのは、ラベルに書かれた莫山先生が好きだからという御主人。いくつもの吊り橋
が流され、岩が崩落して、渓谷が約8年も閉鎖する原因となった、平成16年の台風の話をしてくれた。
外国人のお客さんと二人で、命からがら脱出したというくだりは迫力がありました。
窓の向こうには渓谷が流れてる、窓に映る俺たちふたり、私も「よかいち」を飲んだ。「君ら、若いけど
、なんかいい味でてますな~」と何度も御主人が言う。じつはそんなに若くはないのだが・・^^;
たしか先月に行ったラフティングのインストラクターの方も「なんか皆さん、いい味だしてますね~!」
と言ってたような・・。そんなに私たちは「濃い」のかなぁ、と複雑なキモチになる。
天井の染みは雨漏りではなく、イタチなどが天井裏に侵入して「おしっこ」した跡らしい、これもまた
風情があると思える。
館内の電気は、自家発電でまかなってる為、ときおり灯りがゆれる。
風呂上りにトランクス一丁で御主人が歩いている。
消灯は何時ですか?と誰かが主人のお姉さんに聞くと、
この人の気分しだいよ!アハハッ!とナイスな答えが返ってきた。
御主人とお姉さんに、木村ちゃんがいかに素晴らしいスタッフであるかと
いう話を、この日何度も聞いた。
アタマがいい上に働き者で気が利いて、おまけにべっぴんさんな看板娘だと大絶賛だ。
微笑ましくてステキな人達だな、と気持ちよく酔わせてもらった。
とおく離れた満天の星空には、なぜかそんなに感動しなかった。
身近な人と人との出会いの方がおもしろい。
「さぁ、寝ますか!発電機止めますよ~」といきなり御主人が言う、
時刻はまだ8時半、みんなで布団部屋に向かう。
すこし重たくて、ひんやりした布団をかぶって目を瞑ると、
川の流れる音が、大雨が降ってるように聞こえた。
次回、最終回にします。
ステキ時間を過ごせてよかったです。
なんだか、
話声や川の音が聞こえてきそうな…
ブログをみせてもらってると
独身者になったような気がするのは
何故かな…
歳を重ねるごとに、こんな時間が必要になってきてるような気がしますね。
いつか連泊して、周辺の山や渓谷を歩きまわりたいな~

ひとりの時間は大切ですね♪
自分自身を取り戻した気持ちになります(^^=)
なんというか本来の自分に戻るというか♪
いえ決して
日常生活に不満があるわけではありませんが・・・!(〜〜;)
私の場合、じぶんの時間が多すぎて家族といる時間が少な過ぎるのかな。
なんか逆バージョンな感じですね~^^;

たけしさんはそっち側の岸に
常に居るわけですね〜!?
私はそうならないよう
気をつけないと〜(〜〜;)
戻れなくなりそうで〜
キケン!!