2011年02月27日

いまさら大雪ネタ

 

  


このところは春の陽気だけど、この前の大雪からまだ二週間もたっていない


どうせ暇だろうと店を開けたのだが、渋滞で帰宅できない人たちやハプニング好き


の方々で意外と賑わった。 


店内は軽い興奮状態で、被害をこうむった方には申し訳ないが子供のころの台風みたいに


わくわくしてしまった。たぶんお客さんたちも似た感じだったと思う。


こんな非常時になると、誰と連絡をとろうとするか誰を心配するかで誰を愛しているか


愛されてるかもしくは大切に思ってるか思われてるかが良くわかるだろうなと思った。


おそらく世界一整備された国に住む私たち、べんりな街で毎日が変化なく過ぎて行く


不謹慎だが、リビアの若者たちの明日をも知れぬ自由への戦いや恋愛に想いを焦がす


「われながら平和ボケしたアホなおっさんやな」と自嘲、でも少しは共感してくれるだろベイビー(笑)


どんどんドラマが減ってゆく街の上空をケイタイの電波が飛び交う


まちあわせでの行き違いが懐かしい。

  


Posted by タケシ at 05:23Comments(3)個人的なこと

2011年02月25日

アートな島へ ②

二日前のバレンタインは記録的な大雪で翌日木曜は雨空だったが


16日水曜は雲が見当たらないくらい晴れわたった。


太陽の光が目的の再訪、これぞ天の思し召しである


朝4時半に出発して岡山で9時のフェリーに乗り、島に予定より早く上陸


アート好きそうな女子グループがちらほら、後に中国人観光客と間違われ英語で話しかけられた


我らが隊員たちの所為だろう、笑顔で挨拶しようとしても残念なことに目も合わせてくれない・・・


隊員の皆さん



午前は、家プロジェクトを観てまわる。 前回パスした「石橋」の襖絵の渋さに唸る


そして昼食は「玄米心食あいすなお」で「すすりこセット」というにゅうめんラーメンのようなものを


美味しくいただいた。 


スタッフ女子が笑顔好しのカワイコちゃん、直島の好感度さらにアップである 


少し食べかけを撮ったので盛り付けがみだれてる



昼食後はベネッセハウスミュージアム


草間彌生のかぼちゃ


そしてメインイベントの地中美術館へ・・・   つづく

家プロジェクト
  


Posted by タケシ at 04:27Comments(2)映画・音楽・アート

2011年02月22日

ロジェのBGM 24:50



映画も傑作だった、3:50くらいからの「つなぎ」がシブい!

  


Posted by タケシ at 03:19Comments(0)映画・音楽・アート

2011年02月21日

アートな島へ ①

アートが好きだと言うには自分でも少し怪しい、なんか照れくさいでしょ


食う寝るヤルだけじゃ恥ずかしいから美術館にでも・・、だろ?意地悪な自分が言います


ただ色んな欲望(とくに性欲?)に解放されて興味が薄れていくのと反比例して


アートに興味が湧いてくるみたいだ、同じような感じで海や山にも惹かれているのか?


まぁ自分を分析しても仕方がないが、たぶんアートの反社会性や孤高な感じに魅かれてるのか


マイヒーローの矢吹丈や宮本武蔵にも通ずるカッコよさがある。追求、破壊、ふむふむ・・・


名画は百億を超えて資本主義を馬鹿にしてる、変態や犯罪者まがいが世界的な名声を得る


現代美術は既存価値や道徳を笑い飛ばしてネタにする、なんでもありの過激な世界


無駄なところが贅沢なところが、日頃ちまちま売上を数えてる自分にはスカッと痛快なのか・・・


いろいろ考えてみても、やっぱりアートは面白いよな。なんやかんやで好きなんだ(笑)



前置が長くなってしまったが、先日アートの島である直島に再び行ってきた


去年の十月に行ったときは瀬戸内芸術祭の開催中で人だらけ順番待ちの鑑賞で


天気もあいにく雨模様。その中でも地中美術館のモネの睡蓮を展示してるスペースと


ウォルター・デ・マリアと言う名の芸術家の作品に惹き込まれた、空間が凄過ぎだ。


いままで感じたことのない圧倒的なスケール感となぜか宗教的な静粛さと言えばいいのか


理屈じゃなく感覚にヤラレタってとこか、とにかく確実に心に残る。



ただ雨空で太陽の光がさしこまず、自然光をとりいれた作品のコンセプトにはあまりに未完成・・・


再訪を決めて島をはなれた。 つづく

  


Posted by タケシ at 05:37Comments(0)映画・音楽・アート

2011年02月20日

過去のない男  ★★★★☆

フィンランドの映画監督、アキ・カウリスマキを初めて観た


登場人物のほとんどがさえない中年か老人で、おまけに貧しい暮らしぶり


ゆったりした独特の演出と台詞にレトロな色調の時代がかった映像


皆が皆、顔のしわにやさしさとブルースを感じる人たちで、いい味出しまくり!


その枯れた清潔感に、老いることも悪くないなと思ったりする


この監督オンリーワンの個性あふれる映画だった、オーバー40にオススメ


  


Posted by タケシ at 05:26Comments(5)映画・音楽・アート

2011年02月17日

アートな島へ 予告編

ベネッセがアートによって再生した瀬戸内のちいさな島、直島に行ってきた


詳細は後日に・・・


我々は何を見たのか?



何を味わったのか?



そして何処へ?

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Posted by タケシ at 03:29Comments(4)映画・音楽・アート

2011年02月12日

ディアドクター ★★★★★

「ゆれる」を観て、その才能に惚れ込んだ西川美和監督の最新作 「ディアドクター」


まったく期待を裏切らない、またしても王道の素晴らしい日本映画だった!!


田舎の風景の映像がいい、とくに田圃の稲をあんなに綺麗に撮れるとはすごい


落ち着きと品格を感じる長回しのカメラワークや無駄のない印象的な台詞


配役それぞれが映える演出とラストまで引き込まれる巧みなストーリー構成


監督の人間を見つめる深さ、そしてさりげなく感じるやさしさ。ホンマに三十代?


社会や個人が抱える深い問題を、万人が楽しめる娯楽映画で表現した傑作だった


西川監督の次回作が楽しみだ、これからも王道をマイペースで歩んでください


 鶴瓶の演技が最高!

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Posted by タケシ at 04:29Comments(0)映画・音楽・アート

2011年02月10日

自分なくし~Keep On バカ Ⅱ

一人で山を歩いていると色んなことを思い出す


二月にして早くも忘れていた今年の目標というかスローガン


みうらじゅん氏のエッセイ「さよなら私」からのお言葉、「自分なくし」


少し照れくさい言葉「自分探し」の反対語であり、仏教の教えにもあるらしい


所詮「自分らしさ」や「確固たる己自身」などは脳のなかでの思い込みで


環境や時代などで、どんな人間にもなれるテキトーな生き物であり


「自分にしかない個性」や「かけがえのない自分」など全くもって幻想で


自分に固執しすぎる現在の風潮が、結局自身を苦しめてるんだよと・・


自分、自分ばかりじゃなく少しは他人のためになれることを考えてるほうが


日々リラックスして楽しく生きれるんじゃないかと・・・


「山を下ってると、いきなり現れた仏像に驚かされる!みうらじゅん氏つながりか(笑)」



ここんとこ私自身もばくぜんと考えていたことをズバリと言い当ててくれた「自分なくし」


最近節操なくいろいろと手を出して周りに意外がられるが、「私らしさ」はもういらない


そして案外むずかしい目標、これまたみうら氏が唱える 「キープ・オン・バカ」


かなり簡単にいうと、スケベでもいつまでも子供でもいいじゃん!てことかな?


世の中たいへんだと気難しい顔で周りに甘えて訴えるより、皆をなごませられて


じぶんも楽になるバカでいこうよと・・・ 


実際すけべでこどもっぽいから簡単そうだが、プライドが邪魔してむずかしいんだな(笑)


「キープ・オン・バカ」、「Keep On Baka」、う~ん「K・O・B」かぁなどと


訳のわからんことを考えつつ歩いてたら、まさに目の前の足元におバカな自然物が!


「女性読者の方々、下品なオチでスイマセン。」 



これはなにかの暗示か警告か、さっきの仏像のお告げだろうか・・(笑)


まぁ何でもいいから楽しくいこう、「K・O・B」でハッピーな厄年に!

  


Posted by タケシ at 12:12Comments(4)アウトドア

2011年02月10日

自分なくし~Keep On バカ

このところたまに頭痛がする、こんな時は山に行くとたいがい治るのだ


水分を多めにとるとましになる、血液がどろっと濃くなってるような感覚がする


原因はたぶん、日頃のささいなイライラや過食にアルコールなど


山に行って浄化してもらおうと、お手軽な六十谷の奥のほうへ・・・



 
「大谷池と言うらしい、木々や土の匂いは春のきざしが」



一人で歩いていると、止め処なく色んなことを考えてしまう


なんか最近パッとせんな~と思ったりする


 

「ブログを意識して、それっぽくしたがイマイチで半分捨てる。なぜかウイスキーは河原で美味し」



睡魔に勝てず、続きは後日に・・・このままじゃ題名の訳がわからないですね、スイマセン



  


Posted by タケシ at 02:56Comments(0)アウトドア

2011年02月07日

ゆれる

遅ればせながら「ゆれる」を観た、女性監督の映画を観るのは初めてかもしれない


自ら脚本も書いた監督の西川美和、その才能の凄さに驚いた。当時なんと三十代前半!


演出もハンパなく素晴らしいが、オダギリと香川照之がこれまた鳥肌もんの熱演!!


以前読んだインタビューで、「ゆれる」に出演したのがキャリアの中の大きな出来事と


オダギリが語ってたのも大いにうなずける、ただの男前俳優じゃないぞと認識しました


直球勝負の正統な素晴らしい日本映画だと思う。 またひとり先が楽しみな監督に出会えた


  


Posted by タケシ at 04:16Comments(0)映画・音楽・アート

2011年02月05日

あいかわらずミニシアターのスタッフは物静か

映画を観に「九条シネヌーヴォ」へ行った


何てない下町の住宅地にある映画館、天井の照明がきれいだった

 
















そこで観たのはブラジルの1969年のカルト映画 「マクナイーマ」


あるていど覚悟はしていたのだが、自分が甘かった事を知ることに・・・


オープニングにいきなり婆さんが奇声をあげて子供を産んだが 


どうみても少し背の低い中年男だ!! なんだこりゃ!!


脈絡なく強引に進むストーリー、あまりのばかばかしさに呆れはてた


わざわざ大阪まで来たんだし、何とか良いところを見つけようと頑張る私


うぅ見つけがたい! しかしこんなにエンドロールでほっとした映画も久々だ


当時はフランスで三年間もロングラン? 芸術の国はよくわからないぜ、シルヴプレ!


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Posted by タケシ at 03:41Comments(0)映画・音楽・アート

2011年02月03日

喫茶 星霜

映画を観に大阪に出かけた


そのまえにオススメして貰った喫茶店に寄る


天満橋の川沿いを歩いて辿り着いた 喫茶 星霜



























しずかで控えめそうな店主の人柄がでてるような


シンプルで清潔な空間だった、照明や備品がこれまた渋カワイイ


マイナーだけど大好きな友部正人とフィッシュマンズの詩集があったのでニンマリ   


楽しみにしてたネルドリップの珈琲はわりとすっきりめで私好みとしては物足りず・・・


まぁほかにも何種類かの珈琲があったので次にまた試してみよう


それでもわざわざ寄った甲斐がある店だった、みなさんもよかったらどうぞ 


P.S 次回は映画のはなしを        

  


2011年02月01日

ロジェのBGM  24:30

 酒に疲れた男たちにしみわたる、酔いどれ詩人の天使のダミ声


 深夜のカウンターによく似合う、トム・ウェイツ


 ロジェのテーマソングのような曲


    

  


Posted by タケシ at 04:54Comments(2)映画・音楽・アート