2012年01月30日
写真で綴る、冬の山歩き⑤ 金剛山
山ネタもいいかげん飽きてきますよね(笑)シリーズ最終回です。
1月25日 天ヶ滝新道から金剛山に登る、前回の反省も含めやさしい一般コースにした。
頂上付近までは標高差800mくらい、9:30スタートで二時間くらいで着いた。
杉の植林地帯がほとんどで歩く楽しみはほとんどなかったけど
山頂近辺の色んな施設や人々がおもしろく、気軽に来れる雪山としていいかんじの山だった。
登山口から雪はバッチリ、澄んだ青空。僕らは晴れ男なんやろかとO氏がつぶやく。しかし我々には
似合わないフレーズやなと思った。
山頂付近のお寺の階段から。年輩の方の写真撮影もたくさんいた。
女子中学校の学校登山、2~300人は居ただろう。みんな楽しそうにはしゃいでた、いい行事やね~。
しかしこれが男子校やったらメチャうざいやろなぁ、勝手なもんだ(笑)
山頂はマイナス6℃。ライブカメラで24時間このあたりが映ってるから、PCの前で座ってるだろう
常連さんに連絡しようとしたがソフトバンクは圏外だった(>_<)
O氏が家から持参した板チョコをいただこうとしたが、パッケージが心なしかアンティーク!?
裏の表記をよく見ると・・・前世紀(笑) まぁ食べれない事はないと思うが、危ないとこやった。
誰かがつくったミニ雪だるま。
下りも同じルートで、膝にやさしい雪のクッションでらくらく。一時間くらいでクルマに到着。
帰り道にいつもの幸の湯へ、まだ明るいうちの露天風呂に入り、先週とはえらい違いですよね~と
ほんのり夕暮れになった空を見上げる。今日の我々には少し物足りないくらいで調度よかったみたいだ。
2012年01月28日
写真で綴る、冬の山歩き④ 薊岳
1月18日 快晴 奈良と三重の県境に位置する薊岳(1406m)へ
メンバーはO氏と私のふたり、高低差約1000m、歩行距離約16kmのハードな山行。
結果から言えば、年末の昭和山よりひどい反省とリアルな山の怖さを思い知らされた
完全な敗退だった。
無理な時間配分、稚拙な安全確保に地図読み、パートナーへの配慮のなさ、事前準備の不備etc...
今の自分には誰かを誘って山に行く資格はないとつくづく情けなくなってしまいました。
今後はもっと知識や技術、経験を深めるように講習会や登山教室などにも参加して
きちんとした責任ある登山者になるように励んでいこうと思っています。
標高1000mあたりから予想以上の積雪に苦しむ、装備も大事だが体力、筋力をもっとつけねば・・
クマの足跡!?ではないらしいが、この時はびびってクマよけに大声で叫びながら登った(笑)
この時点で両足が攣ってしまってた、この後ルートをはずしてしまい夕刻がせまり過酷な下山となる。
出発地点で無事をお祈りした笹野神社に、もういちど暗闇の中で感謝のお祈りをさせていただいた。
数々のトラブルのなか無事に下山できたのは、きっと神様に護っていただいたのだろうと
確信にちかい思いを感じた。 ご大層やなと言われるかもしれないけれど
毎週のように山を歩いているとそんな感覚になってしまうのだ。
すっかり夜になった帰り道、五条市内でこの日はじめてのまともな食事を取る。
ふたりでうどんをすすりながら深いタメ息をついた。
こっちを見てる女子高生らしき素朴なバイトさんに思わず笑いかけてしまい、
やばいビビらせてしまったと焦ったが幸い彼女もにこっとほほえんでくれた。
2012年01月27日
写真で綴る、冬の山歩き③ 明神平
年が明けて、1月2日奈良と三重の県境にある明神平(約1300m)にでかけた。
黒のO氏と青のSさんは雪山デビュー、赤のT君は昭和末期生まれだがメンバーのなかでは
いちばんのキャリアを持つたのもしい先輩。
まんなかに写ってるのが25キロオーバーのT君の背負子(しょいこ)、中華鍋を筆頭にいろんな
ものを担ぎ上げてくれた。どうもごくろうさまでした。
マイナス5℃くらいで結構雪が降ってた。デビューの二人は余裕の笑顔、この後どうなるか?
明神平に到着!四方から吹きつける風が厳しい、装備が弱いO氏がかなり寒そうだった。
厳寒のなかT君のチャンポンを待ちわびる、ふと見るとO氏のチャリに唐辛子みたいなつららが(笑)
暖かいダシが体に沁みわたる、食べるより喰らうという感じで皆でガッツク!
下りはT君とSさんはスノーシューで、僕らふたりはお尻で斜面をすべってショートカットしながら降りた。
ダイイングメッセージ。
舗装路の斜面を銀マットで滑るSさん、たのしそうに叫んでました。
2012年01月23日
写真で綴る、冬の山歩き② 真妻山
12月28日、日高川町のあたりにある真妻山(まづまやま)に登った。
今年で三回目の年末恒例山登り、晴れたり曇ったり雪やみぞれが降ったりした
前回とは全くちがう、おだやか~で暖かな日差しの最高の山日和でした。
360度パノラマの山頂!この素晴らしい景色を見てもらいたくて毎年みんなをお誘いしてるのだ。
下山後のキムチ鍋を皆でアウトドアっぽくガツガツと食べた。冷えたBeerがまた美味し!
恒例の「ほたるの湯」で露天風呂につかり、食い過ぎてぽっこりでた腹を見て笑う。
今回もたのしく満喫した山登りでした!
皆さんもぜひ次回に参加しませんか?気軽に連絡くださいね~(^^)/~~~
2012年01月22日
写真で綴る、冬の山歩き① 昭和山
12月7日、岩出市と阪南市の境界にある低山、昭和山にでかけた。
なんせ300m級の低山であるのと、街なかの近くにあるからか
後から思い起こせば完全にナメていたのである・・・。
サービス精神あふれるU氏、彼はこののち山中をいやというほど彷徨うはめになる・・・。
案外展望が良かった山頂、同じ場所でルート間違いをくり返してしまい時間と体力を使ってしまう。
どこでもドリッパーU氏が美味しい珈琲を淹れてくれた、やかんは素朴で頑丈そうなイギリス製。
そののち、登りでルート違いを繰り返したのにもかかわらず、いったん集落にでたので安心したのか
まったく地図も見ずに峠を越えようとして、最終的には道迷いで日が暮れてしまいそうになり
泣きそうになりながら、なんとか人里に降りてきて、暗闇の風吹峠を三人でトボトボ歩き・・・。
クルマを置いてる出発地点からはるか離れてしまったため、近くに勤める知り合いに電話して
迎えにきてもらった。
あとから聞けば、U氏は山中で一晩ビバークする覚悟をきめていたらしい。
いいかげんなリーダーにも二人は優しく、おもしろい体験だったと言ってくれていたが
いまこうやって書いていても、あの時を思い出して情けない気持ちになってしまう。
次の日から25000分の1地図を買い揃え、あらためて地図読みのトレーニングに取り込んだ。
すこし経験を積んできて、山をナメてた自分にはよく効くクスリだったと思う。
こののち雪山にチャレンジして行くつもりだった自分に神様が与えてくださったありがたい
警告だと真摯に受け止めました。
2012年01月13日
灼熱の魂
映画と山道具を買うために、ひさしぶりに梅田に出かけた。
LOFTの地下にあるテアトル梅田でチケットを買うと、最前列しか席がないという。
あぁ今日はレディスデーかと、おば様方の多いこじんまりしたホールの最前列に座ったが・・
スクリーンと席の距離が2メートルくらいで、目の高さより2メートルくらい上にある。
コマーシャルが始まったが字幕を見ると画面全体が見えない!いくらなんでもこの席は無茶だろ!
おまけに隣に座ったおっさんの病的な貧乏ゆすりが激しい、たまに都会に出たらヘンなヤツに
係わってしまう事が多い気はしていたが・・・座ってる椅子ごと揺れている、なぜまた今日も(笑)
こんな状態ではとてもじゃないが映画に集中できない、こうなったら後ろで立ち見だと決心し
シネマ全盛期を味わってみるのも悪くないか、山で鍛えた脚がこんな時に役立つとはと
おば様方の好奇な視線を浴びながら一番奥の通路に移動した。画面はバッチリ見やすい、
席から離れた決断は正解だったようだ、ありがとうヘンなおっさん。
始まってすぐに映画の世界にひきこまれ、あっというまの二時間十分だった!
主役で母親役のルブナ・アブザルという女優の表情には知的さと強烈な意志の強さが
あふれてた。世界にはまだまだすごい女優がいるもんだ。
あまりにも悲しい物語で重いテーマだったが全編に気高さを感じる素晴らしい映画だった。
これぞ映画!
映画の余韻にひたりながら、山道具の店にむかう。
梅田の街並みは何度来てもややこしくて迷いそうになる、
タリーズ?スターバックスのようなコーヒーショップの屋外席で喫茶する。
あんがい珈琲が美味い。ビルの谷間の席から空を見上げると時刻と温度の
電光掲示が6℃と表示している。
この前行った雪山は今何度くらいだろうか?
買い物をすまして、はやく帰ろう。市駅に着いたらピノさんでビールを飲んで、キザクラで燗酒だ。
とうとう山男のシンボルのような道具、ピッケルを買ってしまった!
たいした山も行ってないのに少し恥ずかしいが、先を見据えて上級者向きのを選んだ。
今の私には機能を持て余す道具だが、山での経験を積み、いつかを使いこなせるように
なりたい。
2012年01月10日
第一回 ロジェ映画祭
去年もいろんな映画をみました。
ネットレンタルやGEOの¥100レンタルなどのおかげで、さらに観やすく
借りやすくなったのでありがたいです。
レンタルDVDの、外国や国内のTVドラマの比率が年々増えていくのを
苦い思いで見てます、かるくマイナーな映画がどんどん減っているのがつらい。
去年観た映画も、続けて二度観た名作、最後まで観るのがつらかった作品、色々ありましたが。
「第一回 ロジェ映画祭」と銘打ち、製作・公開の年代がばらばらなのを無視して勝手に賞を与えます。
全体的な大きな発見といえば、韓国映画と日本の若手監督たちでしょうか。
では!
洋画部門
最優秀作品賞 「殺人の追憶」 ポン・ジュノ監督 2003年韓国
最優秀監督賞 イ・チャンドン監督
「ペパーミントキャンディー」、「オアシス」、「シークレットサンシャイン」
最優秀脚本賞 「クラッシュ」 ポール・ハギス監督 2004年アメリカ
主演男優賞 ソル・ギョング 「ペパーミントキャンディー」、「オアシス」
主演女優賞 イザベル・ユベール 「ピアニスト」 ミヒャエル・ハネケ監督
最優秀作曲賞 グスターボ・サンタオラヤ 「バベル」 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督
邦画部門
最優秀作品賞 「松ヶ根乱射事件」 山下敦弘監督 2006年
最優秀監督賞 西川美和 「ゆれる」、「ディア・ドクター」
最優秀脚本賞 西川美和 「ディア・ドクター」
主演男優賞 笑福亭鶴瓶 「ディア・ドクター」 2010年
主演女優賞 深津絵里 「悪人」 李相日監督 2010年
助演男優賞 三浦友和 「松ヶ根乱射事件」、「アウトレイジ」
香川照之 「ゆれる」、「ディア・ドクター」、「トウキョウソナタ」
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2012年01月07日
定休日変更のお知らせ
二月からロジェの定休日が水曜から日曜に変わります。
営業時間は従来通り17:00~26:00です。
周りのお知り合いにロジェに来てくださってる方がいらっしゃったら
どうかお伝えくださいませ。
今後もどうかよろしくお願いいたします~。
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