2013年04月30日
ネパールへの旅 vol.16 アンナプルナB・C~バンブー
3月10日(日)
ヒマラヤの山々が赤く染まるところを見るために、AM5:00起床。
室温は2℃、高度と乾燥の為か実際の温度より寒さを感じる、ノドの痛みもキツイ。
残念ながら赤く染まらなかったが、朝日は徐々に山を照らしていった。
私はヌードル入りのガーリックスープを、息子は野菜入りの韓国辛ラーメン。あと野菜入りの
焼き飯をシェアして食べた。この後、親子ともに野菜辛ラーメンブームになる。
国境なき医師団に属し、下山後アフガニスタンに帰るDr.インさんと!親切で男らしい紳士だった。
英語ができないのを一番悔やんだ相手、インさんにもっと色んな話を聞きたかった・・・。
B・Cから見たマチャプチャレ。シヴァ神に関連する特に神聖な山として、地元住民によって
崇敬されているという。
あいかわらず、今朝もぶっきらぼうな息子だが、表情と口調が昨日までより柔らかい。
私らは永遠に和気あいあいとした親子にはなれないかもしれないが、こんな感じも悪くない。
二人でここに来てよかったと、初めて思えた。
強烈な日差しのなかを、ふもとに向かって出発。雪の白と空の青が眩しい。
昨日はガスで見えなかった景色が、壮大に目の前に広がっていた。
聖峰マチャプチャレと太陽の方角に向かって、私達は歩いている。
ポカラでこの山に一目惚れしてから、心を奪われたまま。見る度に「ははぁ~!」と
ひれ伏して祈りたくなる。
「なあ、俺の目標が決まったよ」 「難しいやろけど、いつかあの山に登ってやろうと思う」
テンションがあがっていた私は、思い切ってこんな恥ずかしい事を宣言してしまった。
しかしとなりを歩く息子は無反応・・・。おい、なんか言うてくれよ!(笑)
少し調子にのりすぎてしまったか。(^_^;)
(後日調べてみると、なんとマチャプチャレは未踏峰だった。この現代においても!
神様が住まれている神聖な山という事で、登頂は禁じられているという)
マチャプチャレB・Cに到着、昨日登った方面を撮る。こんなに見渡しがいい場所だったとは!
次号につづく・・・
そこに行かないと見られない風景。
そんな経験が感性を高めてくれそう。
行ってないのにこんな景色が見れて嬉しいな。
たけしさん♪ありがとう!
自然の風景に魅入られることが、今まであまりなかったので新鮮でしたね!
もっといろんな所に行きたくなってしまいました。