2013年04月19日
ネパールへの旅 vol.12 チョムロン~ヒマラヤ
3月8日(金)
山側のゲストハウスの方が良さそうだったので、値段を聞いてみる事にした。
外のテーブルに経営者のファミリーらしきグループが座っている。
子供も嫁らしき人も全員、軽く悪人づらなのが気になったが、
「エク ラートコ カティ?」 一泊いくらですか?
とジャイアンみたいなオヤジにネパール語で聞いてみた。
「○△◆×・・・・!」 でかい声でオヤジが言う。おそらく数字なのはわかるのだが・・・
「○△◆×・・・・!」 あかん全くダメだ! 仕方がない 「ハウ マッチ?」と聞くと。
なにやら非難めいた事を大声で言ってきた、ネパール語なので全くわからない。
オヤジはあきれたような馬鹿にしたようなジェスチャーで、テーブルに居る家族達に
なにやら言っている。その言葉を聞き、皆がいじわるそうな顔で私を見て笑っている。
どうやら「ネパール語で話かけてきたから答えたのに、何だこいつは?」ってとこか?
くそ!なんだこいつらは! お前の方言がキツいんじゃないか?そんな数字知らんぞ!
ネパール語で聞く方が喜んでくれると思ったから言ったのに、馬鹿にしやがって!
くやしかったが結局、部屋がいい感じだったのと温水シャワーがあったので
一泊300ルピーのジャイアンのゲストハウスにしてしまった。
夜はかなり冷えた、高度が上がるごとに空気も乾燥してきてノドがつらくなっていく。
山の高度が上がるのに比例して、煮沸した水や食べ物の値段が高くなっていくが、
宿泊代はどこも一泊300ルピーだった。
覚悟はしていたが、またぬるま湯のシャワーを叫びながら浴びる。
トレッキングに来ている人たちの7~8割は白人たちで、山ですれちがってもゲストハウスに
いても陽気で明るい人たちが多い。とにかく楽しそうに良くしゃべってるが、いやな感じはしない。
山で挨拶をかわす時の、彼らの笑顔はステキだった。くやしいが粋でカッコいいのだ!
あの笑顔とサービス精神は見習いたいと思わされた。
あとはほとんどが韓国人で少しだけ中国人、山で出会った日本人は結局男子二人だけだった。
雄大な景色を見ながら、パンツや靴下を洗った。写真の上のほうの斜面には雪が残っていた。
息子は、外に行ってくると言ったままずっと部屋に戻ってこない。
さすがに心配になり周辺を探すと、少し離れた岩場に寝転んで音楽を聴いていた。
ひとりの時間も欲しいんだろな、と思う。悪いが無事に山を降りるまでガマンしてくれな。
父だってホントはうるさく小言ばかり言いたくないんだ。安全面に問題なければいくらでも
好きなようにさせてあげたいんだが・・・。
食堂や外のテーブルでは、白人グループがにぎやかに談笑している。
私らに対しては、ツンとしてえらく愛想の悪い宿のファミリーたちなのだが、
大きな声で英語をしゃべる白人たちには、気後れしたような弱気な顔つきになっている。
アジア人には同属嫌悪なのか、白人コンプレックスなのか。見ていてウンザリだ。
こんな風に物事を見てしまうのは、ココロが荒んでる証拠だろうな。
色んな事がうまくやれない、自分のことも嫌になってくる。
今日はいろいろと疲れてしまった(-_-;)
山にいる間にいつも飲んでいた刻んだ生姜入りのジンジャーティー、息子は生レモンたっぷりの
レモンティー。山では砂糖を大量に入れて飲む。名物だというアップルロールを食べたがハズレ。
昨日から高山病予防のために、ダイアモックスという薬を飲んでいる。
意識的に水分も多くとるほうがいいらしいので、多い目に飲む。
明日からはとうとう3000mオーバーの世界に入っていく、
二人にとって、初めてのステージである。
登山道もだんだんと険しくなってきているし、雪や氷も現れるだろう。
ノドの痛みは少しあるが、風邪は回復してきてるようだ。
早い時間に寝袋にくるまりベッドに横になる、
明日にそなえて回復しなければ・・・。
ではまた次回!
英語が堪能ならば・・・
と思います。
先日も、とあるバーで素敵なイケメンロシア留学生に
『アーユースピークイングリッシュ?』と声かけられ
『リトルね!』と答えたものの
会話のほとんどは日本語でした(〜〜;)
それはそれで盛り上がったものの
もっと意志の疎通がはかれたら!
と思う事しきりでした(==)
そうですよね~、歯がゆさや悔しさが消えないうちにとクルマで英会話のCDを聞いています。
世界の共通語が日本語やったらいいのにとたまに思いますね(笑)
英会話教室申し込みました〜(〜〜)
GW明けから
楽しみです♪
また詳細を教えてくださいね~!