2013年04月02日
ヒマラヤトレッキング,ネパールへの旅 その5
3月5日(火)
カトマンズ~ポカラ間は約200km、片道400円くらいのツーリストバスで
7時間ほど。
私たちが前日に予約したのは、約900円のデラックスバスで6時間ほどで着くらしい。
デラックス?外見は新しそうに塗り替えていたが、車内に乗り込んでみると
おそらく日本なら廃車にされているでだろう年季の入ったバスだった。
朝7時ごろ出発。車窓からカトマンズ郊外の慌しい雑踏をながめていると、
気分はまるで「深夜特急」のドラマで主役だった大沢たかお。
娘から借りてきたウォークマンで、ドラマの主題歌だった陽水の「積荷のない船」を聞くと、
ぞわぞわぞわっとカラダに震えが走った、涙腺もすこしゆるんでしまう。
心が過剰に反応すると体が震える、忘れかけてたくらい久々の感覚だなと思い、
「来てよかったな」とあらためて思った。
凸凹の多い路面の衝撃に、乗客のカラダは上下に跳ねる。ほぼノーサスペンション!
パラリラパラリラ!なにかの挨拶なのか?暴走族のようなクラクションを鳴らしまくる
地元民ぎっしりのカラフルなオンボロバス。
狭い道路なのに、無理矢理、追い越し追い越されを繰り返すクルマたち。
正面衝突寸前まで突っこんで行く!よく事故らずに走ってるもんだ(-_-;)
渋滞してるところに、反対車線を走り、突っこんで行く乗用車でさらに渋滞!
結局、ポカラに着いたのは8時間以上たった15時半ごろだった。
16時に受付が終了するネパール観光局に、急いで向かい
TIMS許可書とアンナプルナ保護区入域証というものを申請する。要するに山の入場料だ。
私の拙すぎる英語のせいか、高圧的な役人のあきれ気味な対応・・・かなり冷たい。
焦りの汗をかきながらも、何とか証明書を発行してもらえた。
くそ~!英語ができれば、帰り際に軽くイヤミなジョークでも言ってやれるのに!
その後タクシーを拾い、「空ゲストハウス」という宿に向かう。
ネパール人の旦那さんと日本人の奥さんが温かく迎えてくれた。
いい宿にめぐり合えて、このあとポカラではずっとここでお世話になる。
清潔な部屋で温かく水量があるシャワーを浴び、やっと一息をつく。
ここではクラクションも街の騒音もほとんど聞こえない。
朝からハードな移動とストレートなネパール人たちと、なぜか不機嫌な息子の態度・・・
さすがに今日は疲れた。
夕方、街に出て、イタリア料理店でピザとパスタを食べる。
夕暮れのフェワ湖あたりを歩いたあと、アイスを買ってポカラのメイン通りを眺める。
明日はトレッキングの出発地までタクシーで移動する予定なのだが、
宿の夫妻の情報によると、「バンダ」という強制ストライキのため交通機関がストップ
するかも知れないとの事。さてどうしようか・・・
お宿が良くてほんとよかった♪
一息つけますね〜(^^)
今度は、いっしょに行きましょ!
shimonさん
ホント旅では、宿が大事ですね、今回すごく思いました。
もしポカラに行く事があれば、ぜひ空ゲストハウスへ。
shimonさんの感性でみたネパールも興味ありますね~!