2013年03月26日

ヒマラヤトレッキング、ネパールへの旅 その3


3月4日(月)



6:00頃起床


ベランダに出て、通りを眺めるとホームレスぽい人達が


焚き火を囲んで、歯磨きしていた。異国感あふれる風景、


朝はけっこう冷える。


ヒマラヤトレッキング、ネパールへの旅 その3



朝食を食べに街に出ようと、フロントに降り、昨夜のアニキとあいさつをかわす。


チヤという砂糖入りのミルクティーをごちそうになり、


カメラを片手にゲストハウスの玄関に出た。



ヒマラヤトレッキング、ネパールへの旅 その3

「カトマンズ、マドゥバン、ゲストハウス」という名の宿だった、あれ?



到着日とその翌日の二泊を、ネットで予約していた。


「シェリーチベット ゲストハウス」という名前だったはず?ホワイ?


拙い英語力で、フロントのアニキに説明しようとしたが通じない。


とりあえず日本語ができるオーナーの出勤を待つことになった。


「はぁ~今日もなんか色々ありそやね・・・」と息子につぶやく。



その後、私たちは急いで荷物をまとめチェックアウトして


地図を片手に、朝の繁華街に出発した。


この事態のてん末を、簡単に説明すると、


マドゥバンゲストハウスは、私が最初に予約サイトで予約した宿だった。


後日、そのサイトで「マドゥバン」をキャンセルして「シェリーチベット」を予約したのだが、


「マドゥバン」側は、サイトの方からキャンセルの連絡がなかったと言う。




「ワタシ、シェリーチベットのオーナーと知り合いネ」、と電話する「マドゥバン」オーナー


ネパール語で親しそうに話している、でかい声で結構長電話した後に、


「向こうのオーナーに話しました。アナタ、今日もここに泊まっても問題ないよ」


「でももし、あちらの宿に行くならそれもOKだと思います」との事。



この場でこれ以上、細かい説明をしても仕方がないと判断して


その場で支払いを済まし、宿を出た。朝めし食って「シェリーチベット」に行こう。



ヒマラヤトレッキング、ネパールへの旅 その3

「パンケーキと珈琲が美味い」とガイドブックに載っていた「ちくさ茶房」にて朝食、ネパール初日に

緊張ぎみで食べてたなと、後日にまた来た時に懐かしかった。



あらかじめ地図に印を付けていた、シェリーチベットの位置を確認しながら、


タメル地区という、世界中からの旅行者とあらゆる店がカオスになった繁華街を歩く。


狭い道で、クラクションを鳴らしまくるタクシーやバイク、カタコト日本語の客引き、


排ガスと土けむり。多くの大人の男たちが、ヒマそうに店先に座っている。


かれらの遠慮のない視線に少し気後れしてしまう・・・(-_-;)


地図上ではあるはずの場所に「シェリーチベット」が見当たらないぞ、


二人で辺りをウロウロしていると、スーツを着たおじさんが英語で話しかけてきた。



朝から短い時間の間に、すでに色んな胡散臭い連中に声をかけられていた私たち。


「何処に行こうとしていますか?」と落ち着いた感じで言ってくれている、おじさんにも


警戒してしまう。ダメもとで「シェリーチベット~」はどこなんでしょうかねと聞いてみると、


「オー!そこのオーナーはマイフレンドだ!ついて来なさい!」みたいな事をで言って


ずんずん先を歩き始める。



「なんかアヤシない?」と息子、「やっぱり怪しいかな?」と私。


「そこの角をこっそり曲がって逃げよう」という息子の提案に乗り、おじさんを撒こうと


したが、気づいたおじさんが追いかけて来て「オーナーに電話したから、出てみろ」


とケイタイを渡された。日本語を話すオーナーに確認をとり、おじさんに案内してもらった。




「後でお金を請求されるんやろなぁ、いくらくらい渡そうかな?」と考えてた私の予想に反し、


案内してくれたおじさんはホテルのフロントからスタスタと出ていってしまった。


あわてて彼を追いかけ、お礼のチップを渡す。異国とはいえ、あまり人を疑いすぎる自分も


イケてないなぁと恥ずかしかった。気負いすぎな自分を少し反省。




「シェリーチベット」のスタッフはいい感じの人達で、日本語を勉強中だという21歳のスーザンという


陽気な男子が部屋を案内してくれた。


どうやら昨夜空港に迎えに来てくれていたらしいので、事の次第を説明する。


予約サイトは、クレジットカード決済だったので、やはり昨日はそれぞれの宿泊代を払った


事になってしまった。まぁ1500円くらいの損だけど・・・。


シェリーチベットのオーナーに「マドゥバン」から電話があったでしょう?と言うと


そんな人は知らないとの事、あのオーナーは誰としゃべってたんだ(笑)



 ヒマラヤトレッキング、ネパールへの旅 その3

旅の最終日の朝食を、再び「ちくさ茶房」にて。初日と比べると、息子がたくましくなってるような?



こんなペースで旅日記を書いていると、いつまでも終わらない気がしてきました。


読んでくださってる皆さんにも、退屈されそうでヤバイですね。


次回からはサクサクと時間を進めて行きます。


よかったらまた読んでみてください、ではまた次回に!



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この記事へのコメント
いやいやなかなか面白く読ませてもらってます。

そろそろ山の話しが聞きたいですね。
(^-^)
Posted by マリーナきみ at 2013年03月26日 18:37
きみさん

さくさくと行きますんで、山に入るまであと3日くらい待ってくださいね~(笑) 
Posted by タケシタケシ at 2013年03月27日 04:30
私には山以外がたいそう面白い(〜▽〜)

イタリアに行った時も思いましたが
今いる場所が普通なワケじゃないということに
海外旅行で気付きますね〜!

イヤイヤゆっくりたっぷり書いて下さいよ〜♪
先生!(=^^=)/"
Posted by shimon at 2013年03月27日 08:49
shimonさん

うれしいですね~いつもあたたかいコメントありがとうございます。まぁぼちぼちと行くことにしましょかね。
Posted by タケシタケシ at 2013年03月28日 14:03
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