2013年03月22日
ヒマラヤトレッキング、ネパールへの旅 その1
3月3日(日)
JR和歌山駅東口からバスで関空へ向かう。
旅慣れぬ私には、関空で飛行機に乗るまでの手続きにも不安がある。
旅のパートナーである18歳の息子には、ワクワク感や楽しそうな気配は
全くなさそうだ。
だがそれも無理もない事なのである。
今回の旅は私が一方的に決めてしまった。
息子が山岳部に入った三年前くらいから、いつか一緒に海外の山を歩いて
みたいと思い続けていた。個人的にもヒマラヤに憧れがあった。
音楽好きの彼はネパールやヒマラヤなどではなく、ロンドンに行きたかったらしい。
空港の本屋で「ファミ通」というゲーム雑誌を買い、飛行機に乗り込む寸前まで
友達とメールや電話のやりとりをしていた。
中国南方航空で関空から中国の広州まで飛び、そこからネパールの首都カトマンズへ。
愛想のないCAが、英語で飲み物や食べ物のチョイスを問いかけてくるのに
緊張しながら答える 「チ、チキン プリーズ!」 息子も同じくたどたどしい(笑)
大丈夫か、俺らのコンビは。
広州空港にて。売店で息子が買ったキットカットみたいなチョコが2つで900円!なんやそれ!
日本で買ったら一個80円くらいのサイズやのに・・・(-_-;)
広州空港で、カトマンズに向かう飛行機に乗り込む。
三列の座席で、息子は通路側、私は真ん中、窓際の席に誰も来ない。
広くてラッキーと思ってると、最後の最後に乗客が現れた・・・。
背が高い豊満な白人女性、一瞬よろこんでしまう自分。
しかし彼女は、私ら二人を見てあからさまに嫌そうな顔をした。
昔フランスに行った時に、いやと言うほど見せられたあの表情だ。
おそらくレイシストな彼女は座席に着くと、おもむろに服を脱ぎタンクトップになった。
情けないことにまた一瞬喜んでしまう自分・・・
しかし直後に、彼女の体臭がおしよせてきた!間違いなくこいつはワッキーだ。
おまけにすぐに上を向いて口を開けてイビキをかいて寝始めた、なんてツワモノなんだ。
なぜか微妙な敗北感を感じてしまった。
食事のあと、彼女の食べた皿を、CAに橋渡ししてあげても礼もないどころか
いっさい目をあわそうともしない。ここまでくればある種立派だな、徹底している。
ネパール料理風の機内食、見た目は悪いが・・・やはり食べてもイマイチだった。
現地時間の夜11:00頃、カトマンズの空港に到着。
どこの国でもやたら偉そうな役人だらけの入国審査、ビザの申請を緊張しながら
クリアして、預けていたザックも無事ターンテーブルに運ばれてきた。
よっしゃ!とうとうネパールやな!と気合いが入る。
空港の出口には、強引なホテルの客引きやぼったくりタクシーの連中であふれてる。
なんか照明が薄暗いので、よけいに彼らが不気味に見える。眼ヂカラがこわい。
突入の前に、ちょっとトイレでクールダウンと・・・なんやこの荒廃した不良高校みたいなトイレは!
これで国際空港のトイレなんやもんなと、あらためて遠い異国に来たという気がした。
トイレの外で息子を待ってると、前から隣に座ってた白人女性が歩いてくる。
不覚にも思わずニコッと笑いかけてしまったのだが、彼女は私がそこに存在しないかの様に
フル無視して通り過ぎて行った。ぽつねんと立ち尽くす私・・・。
フッフッフッ、OK!OK! 私もクールにいこうじゃないか。
なんだかハートがタフになりそうな旅になりそうだ。
超ハードな予感ですね(〜〜;)
特に女性関連が!
「チ・チキンプリーズ」上等ですよ♪
マイダーリンは韓国のホテルフロントで
「プリーズ!リョウガエ〜!!」
って言い放ってましたから(==)
早く続き~~~
マイダーリン・ネタはいつも最高ですね(笑) 一緒に旅行するとたのしそう。
やむさん
ありがとうございます、長くなりそうですがよかったら読んでくださいね~。